リリース:VMware vShield App 1.0(20100908-1)
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VMware社は先日閉幕したVMworldカンファレンス(virtualization.infoの速報はこちら)開催中に注目すべき数の新製品を発表した。
VMware社はvShieldセキュリティ技術を2008年10月にBlue Lane Technologies社から獲得した。これまでのところ唯一発売された製品はZonesだけとなっている。Zonesはステートフルインスペクションとアプリケーションレイヤ・ゲートウェイの両アプローチを使い、同一仮想ホスト上に導入された複数仮想マシン間の仮想ネットワークトラフィックのモニタリングおよびフィルタリングを行う仮想ファイアウォール。
vShield Zonesは2年近くが経過してもさほど成熟しておらず、VMware社はvSphere Advanced、Enterprise、Enterprise Plusの各エディションの一部としてこれを無償で提供している。
vShield AppはZonesの強化バージョンとなっている。現在、AppはZonesをリプレイスする形にはなっていないが、顧客はアップグレードを購入できるので、VMware社がZonesを徐々にフェードアウトさせる可能性は高い。
Zoneと同様、AppもLoadable Kernel Module(LKM)として仮想ホスト単位で導入する必要がある。両製品の重要な違いがFlow MonitoringとSecurity Groupsだ。
Flow Monitoringは、ネットワークトラフィック中にある仮想マシン間のプロトコルセッションを認識する機能。この機能は、ICMP、ARP、そのほかのL2/L3プロトコル、UDP、およびTCPなど、Layer 2からLayer 4の特定のTCP/IPプロトコルに限定されている。vShield Edgeと同様、IPv6のサポートに関する言及はなく、Appの管理者ガイドにはIPv4機能に関する具体的な言及がある。
管理者はFlow Monitoringが生成したレポートを使って新しいファイアウォール・ルールを生成することができる。
もう1つの大きな違いがSecurity Groupsの有無だ。
これらは、ユーザが異なる仮想マシンをその仮想NICでグループ分けできるようにする論理コンテナとなっている。したがって、ルールベースのIPで各仮想マシンを指定する代わりに、ファイアウォール管理者はようやくオブジェクトのグループを作成し、これらをルールのなかで出発点や到着点として利用できるようになる。

ZoneやApp、そしてVMworldで発表されたそのほかの新しいセキュリティ製品をコントロールするために、VMware社では「vShield Manager」と呼ばれる別のコンポーネントを使っている。これは集中型ポリシー管理コンソールで、特定のライセンスが一切不要となっている。
専用のAPIがあるため、vShield ManagerにはウェブインターフェースもしくはVMware SDK経由でアクセスすることができる。
このようなAPIを使うことにより、ルールやログといったほかのvShield製品で生成された全情報の高度な操作が可能になる。
新しいvShield Edge同様、vShield App 1.0の価格も4538ドルからとなっており、これには25台分の仮想マシンのプロテクトと、1年間の基本サポート(平日営業時間内対応)が含まれる。
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