Citrix社が2010年第2四半期決算を発表。ESXの使用はXenDesktopユーザのわずか3分の1(20100730-6)
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Citrix社は先週はじめ、同社の2010年第2四半期決算を発表した。
発表では総売上高4億5800万ドル、キャッシュフローは1億ドル以上となった。
新規ライセンス販売額は1億4900万ドルで、2009年比15%増。ライセンス更新は13%増だった。
技術サービスは35%増、オンラインのSaaS関連売上高(GoTo事業部のもの)は8900万ドルで前年比18%増だった。.
Citrix社の南北アメリカ地域における売上高は2009年比17%増、EMEA(欧州・中東・アフリカ)は同11%増、アジア太平洋地域は同31%増となっている。
容易に予想の付くことだが、同社はXenDesktop関連ビジネスが大幅な成長を遂げたことを報告している。Citrix社では第2四半期に18件契約を獲得している(どれも100万ドル以上で、13件は1800万ドル以上、500万ドル以上も複数あり)。これらのなかには、2万5000ユーザ以上の規模のものもあった。
同四半期中、3500社の顧客がXenDesktopを購入したが、そのうち1000社は新規で、そのほかは「XenDesktop Trade-up」プログラムを利用したXenAppの顧客だった。
XenAppの既存客がこのように乗り換えているところが特に興味深い。Citrix社によると、第2四半期には更新対象のXenAppライセンスの20%がXenDesktopのライセンスに切り替えられたという。一方、2010年第1四半期における更新対象XenAppライセンスからの切替率は10%しかなかった。それに、XenDesktop関連の契約はXenApp関連の3倍の規模となっている。
もしこの傾向が続けば、XenAppはもはやスタンドアロン製品としては存続しないのではないかと想像される。
もう1つ非常に興味深いのは、バックエンドのハイパーバイザーとしてVMware ESXを使用しているのがXenDesktopの顧客のわずか3分の1しかいない点だ。残念ながら、Citrix社ではXenServerとHyper-Vの割合を明記していない。
XenDesktop関連の売上は全体で2009年比15%増の2億9000万ドルとなっている。
Citrix社は第3四半期の売上高を4億5000万から4億6000万ドルの間と見込んでいる。
一方、2010年通年では18億1000万から18億3000万ドル近辺の売上高を見込んでいる。
Citrix社最高経営責任者(CEO)のMark Templeton氏はこの発表の最中、Amazon EC2も当然含め、今では全世界のパブリッククラウドの3分の2をXenが支えていると主張した。
もちろん、同氏はこれらのXenのインストレーションがXenServerインストレーションへと移行しつつあることにも言及した。The Rackspace Cloudを支えるものも含め。
Templeton氏はまた、460社以上のクラウドプロバイダーがCitrix Cloud Solutionsフレームワークの配信を希望してCitrix社に申し込んできたことも明らかにした。
Templeton氏は質疑応答のなかで、競合(具体的にはQuest社)に関する刺激的なコメントもしていた。
Bhavan Suri氏(William Blair&Company社)の質問
デスクトップ仮想化分野の競争についてもう1つ簡単に質問させて下さい。(途中聞き取り不能:1:09:21)については追求しませんが、Quest社についてはどのように見ていますか。彼らがVDI分野におけるMicrosoft社の大手パートナーとして極めて効果的かつ大々的に売り込まれていることはご存じですか。Citrix社の目の前で展開されるMicrosoft社と同社との関係をわれわれはどのように考えればよいのでしょうか。直接競合するのかどうかは分かりませんが、Citrix社ではどのように対応するのでしょうか。Mark Templeton氏の回答
そうでうね。まず、私にはすべては見えていませんが、それを警告としてとらえ、何人かに聞いた話をもとにお答えします。Quest社については検討の対象としているケースもありますが、彼らは早い時期に除外されてしまいます。こと戦略的な話に関しては、それが重役室まで持ち上がれば、実際には私がお話ししたビジネス構想、技術関連、そして用意したコメントで言及した話に関係してきます。戦略的な顧客とのかかわりを持つためには幅広い仮想アプリモデルや仮想デスクトップモデルがどうしても必要とされるため、どこもすぐに撤退します。競合各社の現状はこのような感じであり、われわれの勝敗は90%代後半と、勝率が著しく高く、敗率はゼロに近い状況です。
決算発表の筆記録を提供してくれたSeeking Alphaに謝辞を述べたい。 .
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