VMworld 2010のお勧めセッション公開(20100712-2)

Tuesday, July 13th, 2010   |   原文はこちら (English)

VMware社主催によるVMworldカンファレンスの2010年版の開幕が迫っている。同社では既にセッションの一覧を公開しているが、容易に想像が付くように、その焦点となるのはプライベートクラウド・コンピューティングとまもなく登場する「vCloud Service Director」(vCSD、旧コード名:Project Redwood)だ。

virtualization.infoでは以下のセッションをお勧めする。

  • DV7180 – ThinApp : What’s New and Future Vision(ThinApp:新機能と将来に向けたビジョン)
    このセッションでは、4.0.3、4.0.4、および4.5の各リリースのほか、今からVMWorld 2010までの間に登場するバージョンなど、VMWorld 2009以降のThinApp製品に加わった新機能と機能の強化に関する詳細を明らかにする。セッションの後半ではアプリケーション仮想化の将来に対するビジョンの一部を紹介し、将来的に可能な技術をいくつかデモする。
  • MA7140 – vCloud Architecture Design Strategies and Design Patterns(vCloudアーキテクチャのデザイン戦略とデザインパターン)
    このセッションはvCloudアーキテクチャの基盤部品に重点を置く。デザインパターンの使用は設計と導入を成功させるために重要だ。要件や制約などのコンセプトモデルを提供し、これから作り出そうとしているものを概念的に示す。論理デザインは各コンポーネントの関係を示している。
    このセッションはVMware TS Cloud TeamがEnterprise Private CloudやCloud Providersの導入で得た経験を活かす。

  • MA8027 – Provisioning Cloud Computing on Vblock using VMware vCloud Service Director(VMware vCloud Service Directorを使うVblockでのクラウドコンピューティングのプロビジョニング)
    このセッションはクラウド環境へのvAppsのプロビジョニングに焦点を当てる。ハードウェアレイヤから始め、VblockアーキテクチャへのUCSサーバのプロビジョニング、サーバプロファイルや関連プロファイルの適用を見ていく。そして、vSphereのインストールとコンフィギュレーション、ホストプロファイルの適用、ネットワーク/ストレージポリシーの生成や導入へと進む。クラウドコンピューティング向けにVMware vCloud Service Directorを使ってリソース、ネットワーク、そしてストレージプールを確保する。サービスカタログを作成し、チャージバックを使ってコストモデルを適用し、マルチテナント環境にvAppsを導入する。
  • MA8030 – Saving Time with vCenter Orchestrator(vCenter Orchestrator
    を使った時間の節約)
    vCenter Orchestratorに対する投資を最大限に活用するためのバルクオペレーションのワークフローの使い方を解説するデモから始まり、毎日数分の節約につながる複数のワークフローの修正方法を1つずつ見ていく。ワークフローの書き方に関するベストプラクティスもいくつか紹介する。
  • MA8092 – Cloud Futures:The Infrastructure Authority(クラウドの将来:インフラの権威)
    プライベートクラウドのポテンシャルを発揮させるためには、インフラはダイナミックプロビジョニングを行ってシステムを最適化するだけでなく、その過程においてセキュリティ、監督機関、もしくは組織のポリシーの制約に違反しないようにする必要がある。多くの企業環境において、ダイナミックITは複数のバラバラのソリューションによって構成されており、(多くの場合)そこにポリシー、セキュリティ、あるいは監督機関の制約に対する違反はないとの盲信が加わることになる。重要なことは、だれかが責任を持たなくてはならないことだ。インフラオーソリティ(IA)は未来のクラウドIaaS運営の中枢部だ。IAが果たす多数の役割の例をいくつか紹介する。
    ・集中管理されるメタデータストアを提供
    ・共通のデータモデルを利用してサービスを依頼もしくは提供
    ・物理、仮想、そしてポリシー依存の各マップを保守
    ・セキュリティと監督機関に関する確実な準拠
    ・サービスレベル要件への確実な対応
    ・組織ポリシーの保存と実施
    ・正確なキャパシティの確実な予想
    ・処理進行前にプロビジョニングや再配置といったIT業務を許可するためのサードパーティー製の管理/オーケストレーションツールとの統合
    IAが回答する一般的な質問は以下の通り。
    ・VMのライブマイグレーション前にセキュリティのゾーンルールはチェックするか?
    ・ポリシーの制限によってVMを異なるデータセンタやパブリッククラウドインフラに移行できなくなることはあるか?
    このセッションではIAの新たな役割を現実的に見ていき、VMware vCenterなどの既存の管理フレームワークや、OVFなどの業界標準の今後に向けた使い方を詳細に解説する。
  • MA8181 – Optimizing Capacity using vCenter CapacityIQ(vCenter CapacityIQを使ったキャパシティの最適化)
    このセッションでは、vCenter CapacityIQを使ってVMware仮想インフラのキャパシティを最適化するときのアドバイスやベストプラクティスを提供する。このセッションはCapacityIQの分析方法に深く踏み込み、キャパシティ利用率、未使用キャパシティの識別方法、将来に向けたキャパシティニーズ予測方法を分析および予想する。重要なCapacityIQの概念や方法論を解説するほか、提示される全データの理解と解明を支援する。
  • MA8649 – VMware Server Configuration Manager: Our Foundation for Compliance in the Private Cloud(VMware Server Configuration Manager:プライベートクラウドにおけるコンプライアンスの基盤)
    法的要求事項やIT標準への準拠は、セキュリティをはじめとする多くのIT構想の推進につながるほか、クラウドの採用を制限する可能性も秘めた重要な問題だ。Server Configuration Manager(SCM)が顧客にコンプライアンスを約束させ、ITインフラに対する可視性とコントロールを実現する方法を学ぶ。SCMは日常業務の自動化を助け、手作業によるミスを減らし、アプリケーションの可用性を高める。SCMが顧客による一般管理費の劇的削減をどのように支援するのかを学び、クラウドにおけるコンプライアンスの基盤を実現する新しいソリューションを直接経験したい。
  • (パートナー限定)PA9444 – VMware Service Provider Cloud Licensing Programs
    このコースは、VMware社がVMware Service Provider Partners向けに用意するライセンスおよび価格設定戦略の概要となっている。また、VMware Service Provider Programの要件や重要なメリットといったプログラムの要素もカバーする。クラウドコンピューティングが進化を続けるなか、VMware社はService Provider Partnersに世界有数の製品やプログラムと一緒にクラス最高の価格設定やライセンスモデルも確実に提供できるようライセンスおよび価格モデルの強化および明確化を進めている。
  • PC8051 – Infrastructure Technologies to Long Distance VMotion – What Is“VM Teleportation”?(長距離VMotionへ向かうインフラ技術 - 「VMテレポーテーション」とは何か?)
    このセッションでは長距離VMotionとCloudフェデレーション専用のインフラ技術について学ぶ。vSphereやActive-Active仮想ストレージモデルなどの既存技術を使い、アクティブなVMやワークロードを混乱することなく長距離移動するための新しい革新技術を見つけ出す。「VMテレポーテーション」の概念など、新しいテクニックやベストプラクティスを紹介し、解説する。VM HAと、DRSの動作や、vSphereに対する新しい変更といったストレッチトvSphereクラスタのベストプラクティスにも触れる。さらに、地理的要因を越えたVMotionやクラウドコンピューティングやフェデレーションのサポートなど、既存技術の制限を克服できる技術についても学ぶ。
  • PC8422 – Introduction to vCloud API(vCloud API入門)
    vCloud REST APIはvCloudインフラにおける管理、プロビジョニング、および自動化の重要技術になると思われる。APIはvCloudの主要な部分を占めており、サービスプロバイダー、企業、そしてISVがAPI上へのカスタムソリューションのインプリメントやvCloudエコシステムからのクラウドサービスの利用/管理に大きな関心を寄せている。
    このプレゼンテーションではvCloud APIのデザインとアーキテクチャを解説し、APIの重要なコンセプトや特徴を紹介し、ユーザ(プロビジョニングに重点)および管理API(クラウドインフラの自動化と管理に重点)を掘り下げる。さらに、vCloud APIを使う主要なシナリオについていくつか探求する。
  • SE7835 – Securing Your Cloud(クラウドのセキュリティ確保)
    このセッションではVMware社の新しい「VCloud Services Director Product」の核となるセキュリティ機能の概要を紹介する。アーキテクチャ、重要なセキュリティ機能、そしてサービスプロバイダーや企業がVMware社のVCloud Services Director機能を使って安全なIaaSプラットフォームを提供する方法も簡単に説明し、まもなく登場するバージョンで計画される新しいセキュリティ機能のロードマップの要点も紹介する。
  • SP9721 – How to Use Virtual I/O to Provision and Manage Networks and Storage Resources in a Private Cloud(プライベートクラウドにおける仮想I/Oを使ったネットワークやストレージ関連資源のプロビジョニングと管理)
    このセッションでは、仮想I/Oを使い、プライベートクラウド内でネットワークやストレージ資源のプロビジョニングを行うベストプラクティスを学ぶ。
    実演デモと現実的な例を紹介することで、仮想I/Oを使ってアプリケーションやユーザ要件に基づいたネットワークやストレージ資源の割り当て、プロビジョニング、および管理を行う方法を学ぶ。
    仮想I/Oの重要な要素や、この技術がどのようにコネクティビティ環境を変え、従来のI/Oで可能だったレベルをはるかに超えたサーバとのコネクティビティや帯域幅を実現したかを学ぶ。また、一段と優れ、予測可能なユーザエクスペリエンスを実現しながらサーバあたりの動作可能仮想マシンを増やすための現実的なコツについても学ぶ。
    仮想I/Oはリソースプロビジョニングの定義を根本的に変え、簡素化してしまう。経験豊かなストレージ/ネットワーキングアーキテクトであるCamden Ford氏からこれらの機能を最大限活かす方法を学ぶ。新しい付加価値サービスの作成、管理、さらにはチャージバックまで行って仮想化の導入を最大限に活用していただきたい。
  • TA8218 – VMware Storage Vision(VMware社のストレージに対するビジョン)
    VMware社のエンジニアリング幹部がストレージ関連の複数年にわたるVMware社のビジョンを解説する。内容としては、以下のような戦略的な方向性に関するものもカバーされる。
    ・SMB、エンタープライズデータセンタ、VDI導入、そしてサービスプロバイダークラウドの仮想導入のニーズを満たそうとするストレージアーキテクチャの変化に対するVMware社の見方
    ・自社製品とストレージのやりとりに徐々に影響を与えるアプリケーションアーキテクチャの変化に対するVMware社の見方
    ・ストレージ製品のラインアップとパートナー交流戦略、そしてストレージハードウェアやソフトウェアエコシステムの機能強化に関するVMware社の方向性
  • TA8361 – Future Direction of Networking Virtualization
    Virtual Switchは今日のデータセンタに欠くことのできないものとなっている。
    クラウドの時代に次に来る新技術の大きな波は何だろうか?
    データセンタの効率、順応性、QoS、そしてSLAを著しく向上させる新しい仮想ネットワーキング技術について解説する。




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