VMware社がvSphereのアーキテクチャを大幅に変更へ(20100713-6)
7月13日にvSphere 4.1をリリースするとともに、VMware社は同プラットフォームアーキテクチャにまもなく大幅な変更が行われることも発表した。かなり以前から明らかだったものもあれば、全く新しく出てきたものもある。
次期バージョンのvSphereからは以下のものが消える。
- Console Operating System(COS) VMware社では、顧客にESXiアーキテクチャへの移行を進める警告を出している。
- vCenterのConverterプラグイン
VMware社では顧客にスタンドアロンのConverter製品を探すよう推奨している。
- vCenter用のGuided Consolidationモジュール
VMware社では顧客にVirtualization Assessment、P2V Migration Jumpstart、あるいはP2V Acceleratorの各サービスの採用を推奨している。
同社では新しいCapacityIQ製品に言及していないが、これがキャパシティプラニングや管理の推奨ソリューションになることは明らかだ。
- vCenter用のUpdate Manager(VUM)モジュール
VUMはvSphereのなかに残るが、VMware ToolsとESXホストをメインにアップデートするだけになる。ゲストOS用のパッチのスキャニングや改善の機能は利用できなくなる。
これは、VMware社がShavlik社とのOEM契約を終了させたか、同社がスタンドアロン製品のリリース準備を進めていることを意味する。
- Consolidated Backup(VCB)
VMware社では既に、vSphere上でアウトオブバンド災害対策機能を提供したい考えのISV各社に対してvStorage APIを提供している。
- VMI準仮想化インターフェース VMware社では、VMI対応のカーネルを使っているLinuxゲストOSをデフォルトのカーネルに戻すよう推奨している。
- ESXのウェブアクセス VMware社ではvSphere Clientの代わりに単純にウェブ管理コンソールを使うよう推奨している。
- UbuntuやDebian向けのLinuxゲストOSのカスタマイズ VMware社は今後もRed Hat RHELやNovell SLESの両ディストリビューションでゲストOSのカスタマイズ機能を提供し続けるが、UbuntuとDebian Linuxはサポートされなくなる。
もう1つの興味深い変更は、VMware社が無償バージョンのESXiの名前をさきごろ「vSphere Hypervisor」に変更したことだ。
同社はこの変更について以下のように説明している。
(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)
「無償版ESXi」(VMware vSphere Hypervisorのこと)は企業が仮想化に着手するときの極めて人気の高い手段だったが、その名前が実際の機能に関する混乱や誤解を招いていた。このような状況の改善を目指し、われわれは「VMware vSphere Hypervisor」という新しい名前を用意することにしたが、こちらの方が同製品の特性やvSphereの各エディションとの関連をよく表していると思う。
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