VMware社がパートナーというよりライバルであることを認識するVKernel社(20100713-3)
VKernel社は、何年も前からVI/vSphereに付加価値を提供してきたVMware社の数多いパートナーの1社だ。キャパシティプラニング/キャパシティ管理に重点を置く同新興企業は、vCenter CapacityIQが発表された2009年10月、自分のパートナーがライバルへと変貌するのを目の当たりにした。
VKernel社はしかるべき対応に出てまずその競合製品を非難し、続いて顧客ベースの早急な拡大を目指して多数の無償ツールをリリースし始め、フラグシップソリューションでのMicrosoft Hyper-Vサポートを開始した。
一方のVMware社はCapacityIQを本格的に売り込もうとはせず、VKernel社やLanamark社、CiRBA社、およびLiquidware Labs社などのパートナー/競合各社が成長できる余地を十分に残した。しかし、この仮想化業界のリーダーが企業ブログで自社製品を積極的に売り込み始めた今、この状況にも明らかな変化が見え始めている。
Capacity Analyzerに関連して2009年12月から配布されている対抗意識の強いVMware社のマーケティング資料に関する証拠を同新興企業がつかんだ今、両社の取引関係は完全な危機にあるように思える。
同社のCMOがFacebookで公表したVKernel社の反応は大きいものだった。
(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)
自分たちを友人だと思っていたか?少なくともパートナーだっただろうか?あなたたちは素晴らしい仮想化プラットフォームの開発に忙しかった。一方のわれわれは、あなたたちの顧客があなたたちのインフラで成功を手にできるよう素晴らしいキャパシティ管理アプリケーションの開発に忙しかった。CapacityIQをバンドル製品として開発したことは当然分かっているが、それでもわれわれの関係は良好だと思っていた。われわれにはそのような気持ちがあった。
しかし先週はたたきのめされてしまった。われわれに対する「宣戦布告」のようなものが転送されてきたのだが、それを書いたのはあなたたちだった。書いてある内容はわれわれにとってあまり良いものではなかった。
以下に引用する。
「VKernel社は、そのソリューションの3つのコンポーネントそれぞれで別々に認証を要求する」ああ、恐ろしい。
また、こうも書いている。
「VMware vCenter CapacityIQ(おなかを押さえながら早口で10回言ってみて欲しい)は3つの別製品ではなく1つのソリューションでこれより優れた機能を提供する」何ということだ。
提携はどうなったのだろうか?システムベンダーとして、自分が得意とする分野に重点を置き、自分があまり得意ではないかもしれない分野に焦点を当てるパートナーの健全なエコシステムを構築し、それによって自分も顧客も良い結果を出していくという話はどうなったのだろう?
もはや好意は感じられない。
それに、これがあなたたちのわれわれに対する最大の攻撃なのだろうか?1つのアプライアンスにまとまっていないという点がそうなのか?
キャパシティ管理ソリューションでVKernel社とVMware社を本当に比較するには、キャパシティ管理の4つの重要な部分を考える必要がある。
1. キャパシティモニタリング
2. キャパシティプラニング
3. リクラメーション
4. チャージバック
このレンズを通して顧客のソリューションを見れば、「1つのアプライアンスではない」というだけでなく、別のもっと重要な実像が見えてくる。キャパシティ管理に特化したわれわれは焦点を絞った見方をしている。われわれは、毎日このことばかり考えているのだ。われわれのエンジニアリングチームは毎日こればかりに取り組んでいる。顧客にもほぼ毎日この話ばかりしている。これは、われわれにとって副業ではないのだ。われわれの会社はVMware社より規模は小さいが、この問題に集中して取り組むVMware社のチームより、数でも生産性でも勝っている。考えてみると、これこそがVMware社の製品を使う顧客向けのすべての製品ソリューションを構築する多くのISVが毎日とっているアプローチなのだ。
われわれISVはどこも、あなたたちのヒット製品と顧客ベースにとって貴重な資産なのだ。われわれは、あなたたちのCapacityIQグループからの挑戦を受けて立つ。そして、われわれはキャパシティ管理が核となるvCenter製品で対応していない問題だということが市場で検証されることを喜んで受け入れる。
結局はまだ愛情が残っているのかもしれない。競争はわれわれを共に強くし、いずれは両社共通の顧客がメリットを享受するとになるだろう…
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