Pancetera社がvSphere用のストレージ管理/最適化技術を公開(20100722-1)
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virtualization.infoは1月、Pancetera社という秘密のベールに包まれた新興企業についてお伝えした。
当時は、実現されるメリットの簡単な一覧以外に同社の技術に関する情報はほとんどなかった。だが、ネットで新たに明らかになったいくつかの手掛かりから、「TeraCapture」と呼ばれる同製品は、おそらくVMware仮想インフラ用のストレージ管理ソリューションであると思われる。
Pancetera社が公開したウェブサイトを見ると、ストレージ管理とストレージの最適化を組み合わせている実際の製品は若干複雑になっている。
ストレージ管理コンポーネントは「SmartView」と呼ばれる。
SmartViewは、仮想インフラ内で利用可能なすべてのストレージリソースを「P:」仮想ドライブの下に集約する。
同製品は、ファイバーチャネルとiSCSIの両SAN、NFSアレイ、そしてローカルハードディスクのようなDASリソースもサポートする。
CIFS共有フォルダやNFSボリュームを読んでマッピングできるOSもしくは管理ソリューションならどれでも、簡単なドラッグ&ドロップ操作でリモートから「P:」ネットワークドライブにアクセスし、ファイル管理を行うことができる。
「P:」ドライブにはサードパーティーアプリケーションからもアクセスすることができるため、顧客はファイルシステムにアクセスするために各仮想マシンにエージェントをインストールしなくてもよい。
SmartViewはプロキシとして動作し、リモートからゲストOSファイル上で処理を実行することができる。
実際のところ、サードパーティーアプリケーションがネットワークドライブをサポートすると仮定すると、顧客は複数のエージェントをインストールする必要がなくなる。「P:」ネットワークドライブをマップするサブマシンにはエージェントをインストールすることができる(ISVのライセンス供与条件への準拠の確認が必要)。
Pancetera社によると、同社の技術は少なくとも「IBM Tivoli Storage Manager」(デモ)と「EMC Legato NetWorker」の両バックアップソリューションに対応しているという。
ストレージ最適化コンポーネントは「SmartRead」と呼ばれる。
このソリューションは仮想マシンのディスクファイルの余分な部分もしくは未使用部分をマークして不要なI/O操作を削減する。SmartReadは、アクティブなデータを集約し、重複排除に最適化されたVMDKファイルを合成しながら、標準化され、ブート準備の整ったVMを再作成する。
Pancetera社の主張によると、このアプローチはI/Oの負荷を最大80%低減することができるという。
同社は、SmartReadはWAN経由のVMDKファイルのレプリケート時間を95%短縮するため長距離vMotionの成功率まで高めることができる、とさえ指摘している。

Pancetera社の強力なライバルの1社が先ごろ設立されたばかりで、virtualization.infoが3月にお伝えしたVirsto Software社という新興企業だ。しかし、Pancetera社が現在VMware社のプラットフォームに重点を置く一方で、Virsto社の技術はHyper-V専用となっている。
SmartViewもSmartReadも、ゲストOSとしてLinuxを使用する仮想アプライアンス経由で提供される。
同製品は複数の仮想ホストのストレージリソースをマッピングできるため、仮想インフラ全体で必要なインスタンスは1つだけとなる。

PanceteraはOVF標準フォーマットの読み込みが可能で、VI 3.5とvSphere 4.0の両方をサポートする。
その上、同社は興味深い技術パートナーもそろえてきた。VMware社の存在が大きいほか、CommVault社、Riverbed Technology社、Symantec社、そしてTSANet社の名前がある。
これに従いvirtualization.infoの仮想化レーダーは更新が行われている。
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